子育てしながら建築を仕事とするパパとして、マンションリノベーションアドバイザー
という資格の講習と試験を受けてきたので、レポートします。
肩書を少しでも増やして、社会的信用を得ていかないとという単純な動機です。。
この資格の意義がよくわかったので、マンションリノベーションに携わる方は
ぜひ、受けてみられることをおすすめします!
マンションリノベーションアドバイザーとは?その名のとおり
「マンションリノベーションアドバイザー」とは、マンションリノベ―ションにおいて
マンションの構造や設備・法的規制・施工に関する諸問題についての知識を
習得し、顧客が安心して計画を進められるようにアドバイスする専門家のこと。
マンションリノベーションの提案業務に携わる人の、知識と技術の向上を目的とし
一般社団法人日本ライフスタイル協会が資格認定する制度です。
どうやったら取得できる?受験概要
受験資格 特になし
受験資格に業種や勤続年数などがないことから、どんな方でも取得が可能ということです。
当然、建築関係のお仕事をしている人が興味を持つ資格だとは思いますが、リノベーションを
したい方も受けられるということですね。
当日は「名刺」を持ってくるようにとのことでした。受付にて名刺を提出しましたが、
忘れている方もおられましたので、絶対ということではなさそうです。
工務店の方、不動産関係、再販の方などがおられたようで、性別は若干女性が多かったです。
受験料 ¥22,000
ハウジングエージェンシーのホームページから予約しました。
ネット決済はなく、振り込みにてのお支払いです。
申し込みから5日以内に振り込みをする必要があります。
ぎっしりつまった講義と試験の時間と内容
講義と試験を1日で受けることができます!
講義は10:00~12:40・13:30~16:00。
試験は16:15~17:00でした!
かなりの内容を詰め込んでお話をしてくださいます。
講師の方の失敗談も交えて話しておられたので、マンションリノベーションの専門家
として知っておくべきポイントがはっきりと強調されていました。
なので、専門的な内容を基本わかっていないといくら受験資格に条件がなくとも
理解できないぐらいの内容です。
試験って聞くと、身構えてしまいますが、講義でお話しされた内容をテキストにマーカー
してくと、そこから出題されるような30問程度の試験です。
選択肢からの回答ではなく、穴埋め式の記述問題です。
試験は終わった人から退出することはできて、帰りに回答をもらって帰ります。
自己採点でき、1か月後には認定の通知が届くとのことでした。
受講してみての感想
マンションのリフォームって簡単な工事に考えられがちだけど
工事の規模も様々で、リノベーションと呼ばれる全面イチから
新たに作り変える工事は、専門的な知識や技術が必要となる。
建築士ならいい提案ができるってことでもなく、よりお客様が安心して
満足度の高いリフォーム実現の為に、担当営業のウェートは大きい。
リフォームの成功のカギは、担当してくれる営業と言って過言ではない。
でも、正直に言って業界的にはリフォームの延長で知識不足の担当者が
営業していたり、法的にも建築士までの技術がなくても工事できてしまったりと
知識・技術ともに習熟度は低い業界と言える。
この資格をとったから、知識や技術が担保されるわけではないが、
講義で話されたポイントぐらいは理解して営業しないと提案不足はおろか
実現不可能な提案をしてしまう可能性がある。
マンションリフォームはこれからも多くなる市場だけに知識を得て
資格として表現できる必要性を感じました。
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